高齢期

高齢期

読書が趣味の103歳

~作業にあらわれる親の愛~

所属:北中城若松病院
氏名:泰 真実

103歳カマドゥー(仮名)さん。
転倒し骨折、リハビリしましたが車いす生活になりましたが、ある園芸活動がきっかけで生活に変化がありました
「家庭と園芸」は愛読書です。
でもそれには、いつまでも息子を思う親の愛情からでした。


 カマドゥーさん(103歳)は、転倒して骨折し、リハビリしましたが、2、3m歩けるくらいであとは車いすでの生活になりました。
 そのためか施設に入るとベッドで一日中、天井を眺める生活が続いていました。
 あるとき作業療法で、車椅子でもできる畑作業を行いました。
 収穫の時にふと、今は離れてくらしている息子(80歳)が心配になったようで「ヤーサーシトーガヤー(腹減ってないかね)」とつぶやきました。
 それがきっかなのでしょうか、いろいろな作物を育てて届けたいと、今は晴れた日は、立って畑を耕し、雨の日はご友人と一緒に図書館で園芸関係の読書が日課になりました。
 作業療法は、その人にとって心に眠っている思いを形にします。
 カマドゥーさんは生活に目標が生まれ、生き生きとしてきました~作業にあらわれた親の愛の形は、まだ40代の私には、少し酸っぱかったです。

地域包括ケアシステム推進委員会
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